2016(平成28)年度ゼミ学習C
2016年(平成28年)度ゼミ学習C要約リポート
テーマ「ジャーナリストになってみよう」
指導 横川和夫先生(子ども大学かまくら副理事長、元共同通信論説兼編集委員)
開催日時および会場
第1回 10月29日(土)14時~16時 鎌倉NPOセンター
第2回 11月26日(土) 同
第3回 1月21日(土) 同
受講生 学生4人(5年生3人、6年生1人)
(学習リポート)
ゼミ学習 C 第1回
一番大切なのは質問すること
ジャーナリストにとって一番大切なことは、好奇心と問題意識を持って、質問することであると、私が説明しました。
そのあと4人の学生は、講師の私がどんな人間で、これまで何をしてきたかを明らかにしていくインタビューを1時間にわたって行い、それをもとに原稿を書きました。
書き出しと結びに工夫
ゼミ学習C 第2回
インタビューの原稿について、どの点が良かったか、改める点はどこか、などについて話し合いました。そしてわかりやすく、読みたくなる原稿や作文を書くために必要なノウハウを伝授しました。
要約すると、だれが読むかを頭にいれ、5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、どうした、なぜ)を文章に取り入れること、できるだけ文章はダラダラ書かないで短く切ること、書き出しと結びに工夫することなど、です。
その後、「この1年」というテーマで4人に文章を書いてもらいました。
ゼミ学習C 講師インタビュー
時間不足となったインタビュー
子ども大学かまくらの第4回目の授業は、元日立製作所主任技師、安井敏先生が「人間生活を変えた鉄道の歴史と車両」というテーマで授業をしました。
授業の後、ミニ記者が安井先生にインタビューを始めましたが、授業終了が遅くなったためインタビューの時間が足りなくなり、途中で終了せざるをえませんでした。
ゼミ学習C 第3回
「この1年」の作文を書き直す
最初の予定では安井先生のインタビュー記事に見出しをつけ、新聞にする計画でしたが、前回書いた「この1年」を読んで、文章を書くときの展開の仕方を考えることに切り替えました。
書いてある内容ごとに文章を区分けし、小さな見出しをつけていきます。
そして「この文章で一番伝えたかったことはどこか」をチェックし、伝えたかった順に並べ変えて、もう一度、「この1年で」で書いてもらいました。
最初に書いた文章とは違って、見違えるような歯切れの良い、わかりやすい文章に変わりました。
(文責・横川和夫 写真・島村国治、奥幸二)